スマホの目玉の1つが自由に好きなアプリをダウンロードできることですが(詳しくはスマホアプリの入手方法参照)、最近大きな問題になっているのがAndroidの「不正アプリ」の存在です。

この不正アプリとはスマホにダウンロードすると、スマホの電話帳からメールアドレスや電話番号を盗みとって悪徳業者のサーバーに転送してしまうという実に悪質なもの。2012年度も数多くの被害が報告されています。

AndroidアプリはiPhoneアプリに比べて審査が緩く簡単にリリースできる反面、どうしてもこうした不正が横行してしまうのです。

2011年12月調査ではまだ1000個ほどだったこの不正アプリの数は、2012年12月調査では何と350倍の35万個と言いますから、その爆発的な増加ぶりが分かると思います。そして、この増加傾向は2013年も続くものと思われます。

●分かりにくい不正アプリ

その数の増加とともに、手口の方も年々巧妙になってきていて、私達ユーザーが注意していないと、知らずにうっかりスマホに取り込んでしまうケースも多いようです。

と言うのも、初期の頃はアダルト動画などの比較的怪しさが分かりやすいアプリを装っていた不正アプリですが、最近では「料理レシピ」「電波改善」「電池長持ち」などの便利アプリを装っているのです。これが無料となれば、思わずダウンロードしてしまう方も多いわけですね。

更にはGoogleの公式アプリマーケット「Google Play」のレビュー(評価)をしっかり見るように注意していても、この「Google Play」自体の偽サイトも出回っていて、そこにはもっともらしく偽のレビューも書かれていると言うのです。

●信頼できる開発元、提供元から

やはりこうした脅威から大切なスマホを守るには怪しい、あるいは情報がない組織が開発しているアプリには一切手を出さないことでしょう。また、アプリに対するレビューをしっかり確認することも大事ですね。

ただし、先述のように偽のレビューサイトも出回っているので、そのアプリの提供元のURLを確認することも忘れてはいけません。特にメールで配信されてくるアプリには注意したいところですね。また、より見抜きにくい手口が生まれ、その増加にも歯止めがかからないようであれば、スマホ専用のウィルス対策ソフトの導入も必須になるかもしれませんね。